2023/01/30 20:57

SNSのはやい流れに逆行して、、

スローなイメージのあるBlogという媒体を今更ながらひっそりと、始めてみようと思います。

本日は「タンニン染めとタンニン鞣し」
使うほどに味わい深く、愛着も深まるようなふたつのアイテムです。


"am"さんのタンニン染め帆布バッグ
&
"スカンクとアルマジロ"さんのタンニン鞣しのレザーキーリング


独特の抽象画的なムラ感や空気感が、どことなく似ているような気がして合わせてみました。

キーリングはバッグの口を留めるように使っても、アクセントに垂らしておいても素敵です。






amさんのバッグの雰囲気ある黒色は、アフリカや奄美大島で受け継がれている泥染めの原理を用いて、染色機械とワッシャー(洗浄機)によって生み出されています。

生地の"ミミ"が使われた切りっぱなし部分のラフさと、持ち手が革と帆布のコンビネーションになっている引き締まったバランスもとても素敵です。


スカンクさんのアイテムにはバケッタ製法によるイタリアンレザー
"Habana"という牛革が使われています。

時間とコストが掛かることを承知の上で、高品質な革作りを。
そのコンセプトのもと、タンニンでじっくりと皮から革へと鞣されてあります。

独特のマットな質感から、使い込むほどに艶が増していく素敵なレザーです。


個人的には新品時の質感も好きなので、、
経年変化を楽しみたい気持ちとそのままを保ちたい気持ちとの幸せな葛藤があります...